【質問】RedoIT の発注単位は2週間ということですが、日程があまってしまったり、足りなかったりした場合はどうなりますか?

おはようございます。

システム開発の現場では「やってみたら時間がかかった / すぐにできた」は、よく出てくるキーワードです。 Mike Cohn (著)「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~ 1) Mike Cohn (著) 安井 力・角谷 信太郎 (翻訳) アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~ マイナビ出版(2009/1/29) 」 によると、初期段階の見積りと実際の計画には、誤差が 60% から 160% で生じるそうです。

IPA のホームページに詳しい説明2) IPA エンタプライズ系事業/エンタプライズ系事業/見積もり手法 勘と度胸からの脱却、実証された方法でより正確な見積り https://www.ipa.go.jp/sec/softwareengineering/std/ent01-c.html がありましたので、興味があればぜひご覧ください。

部分的な情報からの見積り
細部が決まっていない状況で、見積りを行う場合が多い(予算決めなど早い段階)。

それでは質問にお答えします。まず足りなかった場合です。

その場合は、納品日の11時までで終わりです。
その時間までに終わった分だけを納品します。契約書にはこのように書いています。

発注書兼御注文請書兼再委託契約書です。

依頼主さまとの契約期間は、記入日から12日後のAM11時までとなります。予定していたものがあと少しで終わるのに AM11 時が来てしまった場合は、その場でソースコードを保存して(Githubなどを経由して)お渡しします。

RedoIT では、その場合は、そのチームメンバーのうちの誰か・もしくは何人かとそのまま引き続き、期間を定めて個別に発注していただければと考えています。

毎朝、担当者さんと朝ミーティングをして進捗を確認しながら進めますので、もし遅れている場合は、都度報告いたします。もし作業の優先度を変更される場合は、朝ミーティングでメンバーにお伝えください。

次に、もし時間があまった場合は、「できたらやるもの」をやっていきます。

RedoIT では初日にスケジュールを提案するのですが、そのスケジュールの最後に「できたらやる」欄があります。こちらです↓

できたらやる欄は6マス→1.5日分あり、全6日間の作業予定で、1.5日も前倒しできてたらだいぶ優秀ではないかと思います。

これらが書いてある契約書はこちらからダウンロードできます。
もし興味がありましたらぜひご覧ください^_^

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References

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1 Mike Cohn (著) 安井 力・角谷 信太郎 (翻訳) アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~ マイナビ出版(2009/1/29)
2 IPA エンタプライズ系事業/エンタプライズ系事業/見積もり手法 勘と度胸からの脱却、実証された方法でより正確な見積り https://www.ipa.go.jp/sec/softwareengineering/std/ent01-c.html

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